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自分のサーフィンのレベル

最近のサーフィンでは、上達を困難にしているいくつかの理由がありような気がします。 1.jpg
ショートボードにおいては、まず道具、つまりサーフボード。もともとサーフィンの歴史は大雑把に言うとロングボードといわれる3m近いボードから始まり、時代と共に進化して短く、薄いボードへと変化してきました。さらに、ここ数年のボードデザインの発展は目覚しく、大きな革命的変化をもたらせました。この革命に大きく貢献したのは8度の世界タイトルを持つケリー・スレーターと世界のトップシェーパー、アル・メリック。


超人的なテクニックを持つケリーとアルの革新的発想により、ノーズ、テール共に大きくそりあがったロッカーや、綱渡りを思わせるような細い幅、そしてこれで水面に浮くことができるのかと疑いたくなるほど薄いレール。こんなボードを自由に操り、ケリーは数々のスーパーテクニックを世に披露し、アルはハイパフォーマンス・ボードのシェイプにおける第一人者として今もこのサーフィン業界の中で崇められてきました。

ただし、この現象はあくまで上級者のサーファーにとって革新的な出来事であり、初級者から中級者のサーファーが、これらのボードを乗ることは上達の大きな妨げになってしまうこともあるのではないでしょうか?
特に日本では自分の技量とボードの関係を無視して、あくまで最先端のハイパフォーマンス・ボードを求める傾向が強く続いています。当然、上達が遅いサーファーが増えてそれに伴いサーフィン雑誌でも、サーフィン・フォトよりもハウトゥ関連の記事が増えることになりました。

大勢海に入っていても コンスタントに波に乗っているのは数人であることを気づいている人もいると思います。

当然サーフィン自体が他のスポーツと異なり、上達を困難にさせるいくつかの要因を持っていることもあるでしょう。これは今も昔も変わらないことですが、サーフボードで波の斜面を滑るということは、雪の斜面や坂道を滑るということとは異なります。なぜなら、波は常に動いていて、ライディングに失敗して転んでしまっても、スノーボードならまたそこから立ち上がってライディングをリスタートできます。しかし、サーフィンの場合はもう一度沖にパドルアウトして、テイクオフからやり直し。つまり反復練習することが極めて困難です。したがって他のスポーツと比べると上達の速さがどうしても遅い、すなわち難しい、きついと感じることが多いでしょう。事実サーフィンは決して易しい競技ではりません。過酷な面も大いに持ち合わせた特殊なスポーツです。

さらに、指導においても受講者と一緒に海に入っても、スタンスや姿勢をその場で手取り足取り指導が出来ず言葉だけの説明になりがちです。一度乗るごとに岸に上がって説明するのでは日が暮れてしまいます。
それぐらい上達困難なサーフィンだからこそ、よく考えながら効率的に練習していかなければ決して上達のスピードは上がらりません。

 

「いやあ、今日はいい波だった。アップスしてリップでいいスプレー飛んだよ」
海から上がったサーファーが陸でこんな話をしているのをよく見かけます。でもその多くはどこかスピード感が感じられない。ドライブしている気がしない。ボードを自由に操りたいのに・・・・。壁に当たった人がよく口にするのも一方で耳にします。いったい自分はどのレベルなんだろう?

まずはあなたのレベルをシビアな目で自己診断してみましょう。

 

 

[初級]

サーフィンの中では「初心者」と「初級」を区別することがポイントです。この運動はパドルとテイクオフまでがキーポイントです。この技術がなければボードの上でのライディングはありえません。テイクオフを自力でできない人は初心者。できる人は初級と区別します。パドリングで誰かに押してもらってテイクオフするのではなく、パドリングを自力で行えるようしましょう。パドルが最初も、そしてこれからも最重要なテクニックなのです。

 

[中級]

確かにフェイスを滑ってはいる、けれどブレイクが早いとどうしても抜けられない。大きなターンができない。どこかに問題があるはずです。スピードの原理をもう一度理解してみよう。意外とこんな肝心な原理を理解してない人が多いのでは。これをつかめば「中級者」が必ず上級に早く上達できる。波(海)全体を見てサーフィンすることも、このステージで求められます。

 

[上級]

NSA(日本サーフィン連盟)の級で言うと2級以上というのがひとつの目安になるのではないでしょうか?スピードとともに基本的なテクニックができること。チューブライディング、カットバック、ロールイン、オフザトップ、フローター。もちろんバックサイドでも。つまり一つでもそれができない人は中級以下になってしまうのでは?スピードという大事な部分を忘れないように。

 

 

ココで大切なのは自分の技量を1レベル下げてシビアに自己診断する勇気です。そこから意識改革をして上達を目指すことも早くレベルを上げるコツのような気がします。「急がば回れ」です。

 

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