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基礎サーフィン アーカイブ

前向きがだめな理由

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昨日、関西で法要がありそのついでといってはなんですが、浜松の友達のところによって少しサーフィンをやってきました。彼は高校の同級生で高校時代に一緒にサーフィンを始めた親友です。とにかく高校3年間ずっと遊んだ仲間なので、お互いにいいところと悪いところ、カッコイイところと超カッコワルイところも全部知っている悪友なのです。いまはムラサキスポーツの浜松店店長をやっていて、お互い高校卒業後は別な大学に進学し、まともに就職していったので、いま二人ともサーフィン業界で働いているのが不思議です。

また、もう一人、「カラジシ」というバーを営む先輩のユーゾウさんも一緒にサーフィンしました。

波はコシムネと、もひとつでしたがここ浜松でも久しぶりのうねりのようでたくさんの人がサーフィンしていました。そこで友達のサーフィンを見てふと思いました。

悪い姿勢
これだめな例↑

前向きって人生や仕事ではいいんですが、サーフィンでは禁物。というより横乗りといわれるスノーボードやスケートボードもたぶんそうでしょう。先日スケートパークでスケートをやったときもそうだったけどしっかり横向きで両足に加重していないと絶対にうまく行きません。

そこでサーフィンですが、上体が前を向くときは状況によっては当然あるのですが、膝が前に向くことは避けなければいけません。そこをロックすることで上体をひねったときにボードにその動きを伝えることができるのです。ボルトとナットの関係のようなもの。つまりボルトをいくらまわしてもナットが一緒に回っているうちは締まりません。ボルトをまわしてナットをロックすることで初めて締まるのです。

これは特にカットバックや大きなボトムターンをするときに重要です。このロックがなければドライブが違ってきますし、さらに上体が前に向きすぎると前足加重になりすぎてレールが食ってワイプアウトです。行きたい方向にカラダを向ける前にしっかり体重をボードに乗せてから次々上体をガイドする。そのときには下半身はロックするということです。

一度やってみてください。

田村 誠

捨てられた傘を見て思うこと

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あまり花なんて気にしない性格だけど、やはりこの時期はサクラの花を見てジーンとしてしまう。

そんなサクラも今回の春の嵐で早くも散り始めていて少しさびしく思っています。
昨日は雨も降り、都内でお仕事の方は大変だったんじゃないでしょうか?

こんな雨風が強い翌日は必ずといっていいほど傘が落ちています、いや、捨てられています。

なぜだかわかります?

雨のためにせっかく買った傘が強い風によって裏っかえしになって使い物なくなるんです。
誰だって「ちくしょーっ」って思いますよね。
だから頭にきてその場に捨てちゃうんでしょうけど、これは当然いけないことです。長年サーフィンをやって海や自然の尊さをわかっている人たちならこんなことはないんでしょうけど・・・。

こうした問題はどうすれば解決できるんでしょう?

せっかく買った傘だから大事にして直せばいいのに、
「安い傘だからいいや」
になってしまってるんじゃないでしょうか?

世の中便利になったり、価格が安くなって何でも手に入りやすかったりと、希薄な時代になってます。
自分がガキのころ、両親に戦時中にモノや食料がない時代の苦労話を聞かされると、「うるせえなあ」とか良くても「昔は大変だったんだなあ」と人ごとのように思ってました。

そんな世代の僕でも、中学時代にコンビニはなかったし、携帯電話も30歳ごろから一般に普及して行きました。
ですからいまのこの「便利」や「安い」の時代はふと振り返ると恐ろしいものがあります。

この「便利」や「安い」の希薄な時代は先ほどの傘を捨てるような環境問題のみならずさまざまな悪いことを引き起こしているような気がします。
僕自身、「便利だから」とか「安いから」といってそれらを安易に利用したり、購入したりとあまり深く考えずにそうしてきましたが、今の世の中を考えると少しずつモラルを持って行動しなければいけないと思っている今日この頃です。

不便は不便、高いは高いなりに意味があるような気がしてきました。

世の中の人がみんな同じ考えで進んでいくことは不可能ですが、自然の大切さを大いに体感しているサーファーであれば、こういう流れをよい方向に変えることができるような気がしてなりません。

そうは思いませんか?

サーフィンのハウトゥではないけれど、大事なことと思い載せてみました。

田村 誠

あのブライアン・ケアウラナがzenを愛用

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昨日、リアルビーボイス(サーフウェア)が主催するバファロービッグボードコンテストinジャパンのレセプションが東京お台場のリアルビーボイスお台場店で盛大に行われた。
午後4時からということで出遅れた僕はぎりぎりになってしまったので駐車場から駆け足で向かい、5分遅れで到着した。しかし肝心のバッファロー・ファミリーはまだ到着していなかった。その後30分後に到着。ハワイタイムということでした。

このバファローファミリーはハワイ州オアフ島のマカハビーチのローカルたちで簡単に言えばバッファローはそこ酋長のような存在。バッファローは昔からのこの島のライフガードで、そして創世記からサーフィンをするレジェンドサーファー。グレッグ・ノールさんやジョージ・ダウニングなどと肩を並べる偉大なサーファーである。

その長男がブライアン・ケアウラナ。彼はプロサーファーであり、ハワイいや世界的に有名なライフガードである。そして現在はその域を超えてハリウッド映画でのスタント俳優、そして米国海軍や大学等でも講義を行う教授でもあるのだ。本当にスゴイ。

そして次男はラスティ・ケアウラナ。彼はたしか3年連続?のワールドロングボードチャンピオンでラスKサーフボードでも有名である。ただし、かれは古くからクイックシルバーからのスポンサーを受けているので、いつもこのイベントには参加はしない。

他にも兄弟や親戚など総勢30名ほどで来日している。
とにかくこの説明でもわかるようにすばらしい人たちが日本に来ているのだ。

僕は先のブライアン・ケアウラナと親友関係にある近江さんにお誘いを受けてこのイベントに伺った。ハワイに長くいた近江さんは古くからバッファローファミリーと深い関係にあり、ブライアンが考案したジェットスキーを使ったレスキューをいち早く日本に持ち込み、日本のライフガードに伝えて行ったのも彼で、僕も彼から教えてもらいウォーターパトロールの仕事に携わっている。僕の元上司だ。

そしてその近江さんが今年の初めにハワイに行ったときにzenをブライアンに渡してくれたのをきっかけに彼がすごく気に入って今では愛用してくれている。
今回も彼に追加で商品を渡しに行ったのだ。

今週末からそのバファロービッグボードコンテストinジャパンが湘南の鵠沼海岸で行われる。せっかくの機会なのでぜひ足を運んではいかがでしょうか?

(zen news japan より)

田村

素晴らしかったバッファロービッグボードコンテスト

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週末の土曜日曜で鵠沼海岸においてバッファロービッグボードコンテストが行われた。

土日とも雨という予報の中、なんとも土曜は曇り、日曜にいたっては晴れという天候に見舞われ、会場にはたくさんの人が訪れた。
私も荷物の見張りも含めて金曜の夜からずっとキャンプしてました。こういう機会でもなければなかなか鵠沼ではキャンプなどできませんからね。

土曜日はカヌーレースとブライアンのウォーターリスクマネージメントの講習、日曜はキッズとビッグボードコンテストが行われた。
そのほかにライブやフラ、キッズのビーチフラッグなどたくさんの人であのビーチがごった返していた。

主催のアパレル会社「リアルビーボイス」はあのおもちゃのバンダイのアパレル事業部でバファローファミリーをサポートして洋服のプロモを行っている。
ムラサキスポーツなど販売店のかたがたも来ていたが、彼らに聞いてもカジュアルのアパレルで売上ナンバー1のブランドなのだそうだ。

とにかく彼らがすごいのは徹底的にこの世界に入り込んでくること。特にゼネラルマネージャーの関野さんはもともとコアなサーファーではなかったが、事業を展開してからはハワイや日本で仕事でもプライベートでもサーフィン、いやそれ以上にウォータースポーツをエンジョイしている。
そしてそこのローカルサーファーとのコミニケーションも絶やさない。
それがナンバー1の地位を確保した要因だろう。

本来の世界的なブランドであるクイックやビラボンも彼らの戦略から大いに学ぶものはあるだろう。

イベントの最後にブライアンに挨拶をして、ファミリーに使ってもらうZENも渡しておいた。次はモロカイパドルレースが控えているそうです。もちろん、5年連続優勝のジェイミー・ミッチェルもZENを利用して登場する。
それぞれ結果が楽しみだ。
世界にはばたくZENを目指して!

zen nutrition

(zen japan news より)

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牛越プロの精神力 JPSA最終戦にて

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今回はzenのプロモーションではなく、ウォーターパトロールの仕事でJPSA最終戦「ISU茨城サーフィンクラシック」に行っていました。
頭からケツまでびっちり現場にいたので、今回の見所という見所は全部見れました。

とにかく初日はほぼクローズアウトセクションのダブルくらいの波が来ていました。なんだかハワイみたいな感じ。2日目は少しずつサイズが下がったものの、風が悪く今ひとつ。土曜がコンディション良く、最終日は小さいながらも最終日を終えることができました。

気になった選手は、やはり田中樹プロ、田嶋鉄平プロかな。二人は少し他の選手と違うワールドクラスの技術を持ち始めたようなそんな気がしました。ただやはり、ゲームは技術だけでは勝てません。
また田中プロは少しからだの調子が悪そうな感じがしました。大丈夫かな?相当カラダを酷使してるんだろうなあ。

あと、われらのzenアスリート佐藤千尋選手。結果はいまいちでしたが、相変わらずのメロー系。のんびりやってました。いつもありがとう。

そして、準決勝で惜しくも牛越プロに敗れた脇田プロ。今回自らのスポンサー会社「ガチャ」が主催する大会ともあり、気合十分。多くの若手と対戦しながらも確実にポイントを稼いで見事3位。
土曜の夕方は二人で大会会場でサーフセッション。レフトが何気にいい波でした。もう何年も一緒にサーフィンしてなかったからすごく刺激を受けました。10年ほど前のトラッセルズが最後かな?千葉に引っ越しちゃったもんね。
今回はありがとう。脇田にもzenを送る約束しました。

最後に牛越プロ。彼の強靭な精神力はまさにワールドクラス。数々のASP/WCTのトッププロのコンテストを見てきましたが、技術の差はあれどあれだけ点差を離されながら逆転できるのは牛越さんしかできないんじゃないだろうか?最後まであきらめない姿は見ている人たちに勇気と感動を与えました。
本当にいい大会でした。
今回zenもお渡ししました。是非試してみてね。

皆さんお疲れ様でした。すばらしいサーフィンをどうもありがとう!

zen news より

リラックスできた理由

当時のブラッドリー・ガーラック

以前より「サーフィンはリラックス」と言い続けてきた。なぜならリラックスしないと重心が定まらないからだ。そして、重心が定まらないとスピードも加速できず、ターンにも影響する。

そんな自分も若いころはなかなかリラックスできずに悩んでいた。そんな自分にあるきっかけを作ってくれたサーファーがいた。

それは「ブラッドリー・ガーラック」だった。

その時代、ブラッドリー・ガーラックはASP世界サーフィンのプロサーキットにおいて、ワイルドなパワーサーフィンで独特のスタイルを持ち、若者に絶大な人気があった。とはいえ自分が決してファンだったわけでもなく、やはり自分はトム・カレンのようなリラックスしたサーフィンが大好きだった。

彼を最初に見たのは26歳の冬。その頃の自分は毎年ハワイに渡り、大きい波に乗れるよう修行を積んでいた。これがなかなかうまくいかない。サーフィンは大好きなのに、ハワイのサイズのある波となるとわけが違う。そんな時、ハレイワでサーフィンしていると彼が鼻息荒くパドルアウトしていた。「うわあ、ブラッドリーだ」って心の中で思いながら見つめていた・・・、なんて余裕はなく、その時は10フィートぐらいある自分にとっては超恐ろしいコンディションで見たもんだから、一瞬の出来事で、自分はピークに向かうカレントから必死でパドルして避けていた。「あいつらは怖くないのかなあ?」なんて思いながら・・・。

そんなブラッドリーに次に会ったのは、日本。新島にスポンサーされているウェットスーツのプロモーションに来ていたようだ。そのときの新島は波がよくて、オーバーヘッドで無風。たしか春ごろで、気候もよくて、水もきれいで、晴れたすばらしい日だった。そんなコンディションでブラッドリーがサーフィンをするって言うから迷わず岸で見ていた。で、驚いた。

何が驚いたって、ものすごいスピード。そんなスピードを出しているサーファーなんて、どこを見渡しても彼しかいない。

そして、そのスピードを出している彼は全く力(りき)んでいない。超ーリラックス。あんなにパワーサーフィンに見えて、絶対に力はいってるんだろうなあって思ったのが、全然力んでない。

どして?どして力んでないのに・・・。

わけがわからない。何度も何度も見た。わからない、理由なんて。どうして力まずあのスピードが?でも、頭に焼き付けた、彼のサーフィンを。

十分彼のサーフィンを見た後、ウェットに着替えて沖に向かった。もう彼はセッションを終わって海から上がっていた。彼のサーフィンをよーく思い出した。そしてとにかくそのイメージで乗ってみた。いつもの自分ではなく、「自分はブラッドリー・ガーラックだ」って思い込みながらあのイメージで乗ってみた。

「速いっ」。明らかに速い。いつもスピードを出すために、力みがちだったカラダをリラックスさせるだけで、ここまでスピードが違うのは本当に驚いた。何度も何度もやってみた。違う、ほんとうにいつもと違う。試しに別な日にもやってみた。調子がいい。むしろ、調子が悪いと思ったときは、必ずリラックスを心がける。するとすぐ調子よくなる。

カラダをリラックスさせることで体重を目一杯ボードに落とし込める。ほら、起きてる子供や人を抱きかかえるより、寝てるときに抱えるほうが重たいでしょ。多分あの感じだと思う。その体重を乗せたボードで、斜面を滑り落ちる。

ふわふわあっと。

それがスピードなんです。

でもわかりづらいでしょ、まだ。自分も見てもわからなかったからよくわる、その気持ち。だから、まずは上級者でリラックスして乗っているサーファーをじっくり観察するべき。上級者といってもまだまだ力んでる人はたくさんいる。だから見本をしっかり選ばないと。

日本で言うと、田中樹プロ、田中英義プロ、浦山哲也プロ、糟谷修自プロなんかはわかりやすいかもしれない。すごくみんなリラックスして、いい感じです。どちらかというより、アクションをしている部分よりもアップスンダウンしているときを見るべき。

これはビデオではわかりませんよ。やっぱりナマで見ないと。僕も散々以前は見てたけど、ブラッドリーを見るまでわからなかったから。ぜひ本物を見てイメージを手に入れてください。

田村 誠